上司と部下の関係性について
組織で働くうえで確実に存在するのが【上司-部下】の関係性である。
一般的には字の如く、上司が上の立場で部下が下の立場である。
私が上司として部下のチームを見ていた時に、
この上下関係というものに大きな違和感を感じていた。
私が感じていたことは、
上司は部下がいるからこそ上司でいられるということです。
決して、一人の力だけで上司にはなれない。
つまり、上司・部下は上限関係ではなく対等な関係であると考えている。
ここの部分を理解していない人が多いのではないかというのを感じました。
上司・部下という名称であることから、
どうしても上下関係ということが強く意識されてしまう。
もちろん、経験や実績などを考慮したときに、
上司は部下のメンバーより上という立場にあたるのだが、
仕事をしていくうえでの上下関係は一切存在せず、常に対等な関係であると考えています。
上司という立場を利用して部下を「使う」ような仕事の仕方、
雑務などばかりを任せるなど、
また、部下も上司から仕事を振られるのを待つだけ・・・など、
上下の関係では必ずいい成果にはつながりにくいのではないかと感じました。
下から背伸びをして上の目線に合わせるには限度があります。
その人の能力により、背伸びできる範囲が決まってしまうからです。
しかし、上の人が下の目線に合わせることはどんなに低くでも可能です。
極端な話、地面を這いつくばれば一番下の目線に合わせることもできるからです。
上司は下の立場の人に目線を合わせることができるからこそ上司である。
それができないのなら上司ではないし、部下を持つ資格はない。
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